E-7 Project

01.はじめに

02.コンセプト

03.建物概要

04.アルミ外壁

05.緑化環境

06.光環境

07.エコシステム

08.遮熱・断熱

09.可変システム

10.環境調整

11.木炭混入コンクリート

北面外観 (C)Shinsei Yamamoto 1994 北面外観 (C)ARCD 1994

1994年 植栽を施す前の外観完成時

良好な空気環境を維持できる様に建物の周辺に緑を配している。生態系を整え易いよう実のなる樹木と、ツタを植樹。実は鳥を呼び、鳥は種を運んできた。ツタは建物全体を包み込み熱負荷を下げる役割を果たしている。斜面の土砂崩れ防止のためにコチクを植えた。常緑樹だけでなく落葉樹を多く植えたことで、季節感のある豊かな環境ができた。外観だけでなく、室内のどこに居ても、緑を感じる空間となっている。

北面外観 (C)Shinsei Yamamoto 2004 北面外観 (C)ARCD 2004

2004年
10年後の様子。北面アルミ外壁をナツヅタが覆い周囲の緑に溶け込んでいる。手前は実生のクスノキ。

植栽概要
高木:イチョウ
中木:アラカシ、コナラ、モミジ
低木:ヒイラギナンテン
実生の木:クスノキ
ササ:コチク
ツタ:ナツヅタ、ヘデラHグレーシャー、ヘデラHピッツバーグ、ヘデラカナリエンシス、キヅタ、テイカカズラ、ビクノリア

ツタ (C)ARCD 2004

7種類のツタを混植し建物の足元を覆っている。

ナツヅタ (C)ARCD 2004

ナツヅタはアルミ外壁を覆って屋上まで伸びている。

一宇一級建築士事務所
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