メモ

●2005.06.28

・軍艦島上陸計画

軍艦島桟橋案 軍艦島桟橋案

「軍艦島を世界遺産にする会」の総会に新任の理事として出席しました。長崎で育ったせいか、建築家という職業のせいか、軍艦島には強くひきつけられます。

対岸の野母崎半島から見るとまさに軍艦の形をしていて面白いのですが、上陸するとその環境の凄さに圧倒されます。

軍艦島は大正時代から高層高密な住居群を持ち、先端的な都市の経験者として学ぶべきものが多く存在します。まさに次世代へ引き継ぐ必要のある遺産です。

島内の環境を体験するには上陸するための設備が必要となりますが、桟橋が壊れてしまっているので現在は上陸できません。

台風の時には護岸が壊れてしまう程、自然環境が厳しいところにあるので、固定の桟橋では困難だと考えています。

図は、可動式の桟橋の提案です。
船が着くと空港のボーディングブリッジと同じように伸縮し、リフトによって乗降できる仕組みです。

一宇一級建築士事務所
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